2007年6月28日
君を汚したのは誰

通り沿いのフェンスに張り出された
ミラノ環境衛生局の啓蒙ポスター
ミラノに遊びに来てくれた友人から
「美しい街だけど、落書き目立つね。」
と言われると、何故か自分の姉妹の容姿にケチをつけられたような
残念な感情を抱いている自分に気づきます。

このポスターも、そういう自分の街を愛する感情に
うまくメッセージを届けます。つまり自分の街の落書きは
「自分の顔に落書きされるのとおなじこと。」

イケメンの男女の表情が、街の落書きに対する
怒りと哀しみを表現しています。
このポスターは、行政だけでは手に負えない
落書き消しのボランティアも求めていて
そのキャッチコピーは I LAV MILAN!
LAVはイタリア語のLAVARE(洗い落とす)
と英語のLOVEの両方をかけています。
「ミラノを愛してるから、ミラノを洗うよ」
ってことですね。
この場合には街の景観ですが、世界には
「創り上げる人」と「破壊する人」の二通りがいますよね。
あるいは、一人の人間にその両面があるのかもしれませんが。
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2007年6月26日
信じた結末がこれなの?

僕はイタリアが大好きなので、イタリアやイタリア人の
恥部をさらけ出すような話題は好まないのですが、
毎年バカンスを前に憂鬱にさせられるのは
夏に捨てられるペットの話題
バカンス先のビーチが犬の立ち入り禁止だったり、犬宿泊可能のホテルが
割高という理由で、バカンスに行く前に犬や猫を捨ててしまう飼い主が
後を絶たたないのだそうです。
毎年動物愛護団体が飼い主への啓蒙としてポスターを創り街に貼ります。

今年のポスターのコピーは「信じた結末がこれなの?」と書かれている。
犬は決して飼い主を疑ったりしないので、胸が刺されるような言葉です。

「わたしの飼い主は、バカンスに行きました。」という言葉と共に
路肩で涙を浮かべている餓死寸前の犬の写真が強いメッセージを放ちます。
わたしは、あなたがたを捨てて孤児にはしません。わたしは、
あなたがたのところに戻って来るのです。(ヨハネの福音書14:18)
「彼に信頼する者は、失望させられることがない。」(ローマ人への手紙10:11)
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2007年6月24日
白夜のサルサ
日曜日の礼拝を教会で捧げた後
友人夫妻の新居のための家具を運ぶのを手伝い
その後、一緒にミラノ中央駅近くの台湾料理屋へ
以前、バイオリニストのジョン・チャヌさん一行と
来たことのある店だ。安くてとても美味しい
ところで、店内は100席近くあって結構大きいのだが
見渡す限りすべてのお客さんが日本人だった。
しかも皆様、一目見てセレクト・ショップのバイヤーさん系
あるいはファッション雑誌の編集チームと思われる業界人風
ピッティ・ウォモと呼ばれるイタリア最大のモードの見本市が
フィレンツェで開催されていたので、その帰りの人々ですね。
だけど、どうして皆がこの台湾料理屋を知っているのだろう?
日本の雑誌にでも紹介されたのかな?だとしたらすごい情報力
友人夫妻と別れた後、今日一日家で留守番をしていた
ハンナを連れて夜の公園へ

時刻は21:30だというのに、まだ明るい。
一年の中で一番日が長い白夜の日曜日
南米系の移民の人々が、カーステレオでサルサを大音量で流しながら
皆で楽しそうに踊ったりバーベキューをしていました。
きっと、どこか遠くへバカンスへ行くお金はないのだろうけれど
同胞たちや、家族、友人たちと楽しそうに母国の言葉(スペイン語)
で唄ったり、笑ったりと幸せそうな光景でした。
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2007年6月22日
ある宣教師の一日
朝10:00自宅にて、最近バプテスマを受けた
Sさんと一緒にバイブルスタディ
その後、来る日曜日のための礼拝メッセージの原稿を
最終チェックして、賛美歌などを選定した後通訳の方にメイルで送信
お昼前にハンナを連れて公園へ
いつもよくしてくれる老人のベニートが
道で転んで入院中とのこと、心配

ハンナは昨日犬専用シャンプーで真っ白に洗い上げ
買ってきたばかりのぬいぐるみのようだったのに、今日も
川で遊んで結局泥だらけ、カワウソかよ!
午後はミラノ郊外にお住まいのRさんのお宅を訪問
様々なお話しを伺った後、一緒に祈る時をもちました。

Rさんのお宅は日本式の庭園が素敵
庭に埋まっているハーブやニラ、大根(!)
などを頂きました。
夕方、某リー・ヨンランさんから
「IKEAで大きな家具を買いすぎて運べないの!ヘルプ!」
というSOSを受け、郊外のIKEAへ
その道が大渋滞で2時間半かかりましたとさ
家に帰り夕食を準備、食卓に乗ったメロンの上の生ハムをハンナが盗み食い
その現場をおさえて大激怒、叱りつけた後、シュンとなったハンナをみて僕もシュン
そんな、いつもの宣教師の一日でした。
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2007年6月20日
今日のいぬこ

公園でお友達犬のザンナと出会い、テンションがあがり

歓喜にうちひしがれ、一人でも走りまくり

その後、暑さにやられ、熱中症気味に息切れ

小川で体を冷やして、体調を復活させていました。
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2007年6月18日
バルセロナの盆栽園で礼拝
日曜日の午後、バルセロナ郊外に暮らすIさんからのお招きで
彼女のお宅へ、カルロスさんの車でお出かけ

峠道をのぼりつめ、山の中の住宅街に現れたIさんのご自宅
そこは、スペイン随一の盆栽園だったのでした。

園内には一万本近くの盆栽があるのだそうです。
一本一本が大切にされているのがよく解ります。

盆栽のマエストロであるJaimeさん、作務衣がよく似合います。
奥様のIさんが美味しい手料理でもてなして下さり感激でした。

Oさんが賛美の伴奏をバイオリンでして下さり、皆で
聖書の御言葉を分かち合う、祝福された礼拝の時でした。

「バルセロナ日本語で聖書を読む会」の皆さんと記念撮影
またお会いしましょう。
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2007年6月17日
バルセロナの夜

スペインの港町、バルセロナに来ています。
空港を降り立つなり、夜7時だというのに強い日差しに驚き、
サングラスを忘れてきたことを後悔しました。

それにしても、僕は夕方4時までミラノの自宅で仕事をしていたというのに
陽が沈む時刻には、バルセロナの海岸を散歩しているわけですから、
欧州はとても小さくなっているように思えます。

浜辺でビーチバレーをする人々、もはや遊びではなく
真剣なスポーツという迫力を感じます。

1982年に出された佐野元春の二枚目のアルバム「Heat Beat」には
「バルセロナの夜」という曲が収録されていて、中学生だった僕は
父親のオーディオセットで、LPレコードが擦り切れるほどよく聞いた。
湖のほとりで 君の夢をみる
月もないのに バルセロナの夜は
どこよりも 優しく 燃えている
そんな歌いだしのスローバラードなのだけれど
バルセロナってどんなところだろう?と思ったものです。
(バルセロナオリンピック開催よりも10年も前の曲)
時々二人は 言葉が足りなくて
確かなものを 失いそうになるけど
愛してる気持は いつも変わらない
この曲のさびの部分を、久しぶりに
こっそりと心の中で歌ってみました。
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2007年6月16日
アスピリン片手のジェットマシーン

ここ数日微熱があり、喉の腫れと痛みがひどくてアスピリンで抑えていますが
間もなくバルセロナに向けてアリタリア航空で飛び立ちます。
今日のブログタイトルは、25年前の佐野元春の名曲
「ハッピーマン」から拝借したフレーズです。
ただのスクラップには なりたくないんだ Baby Baby!
とシャウトしていた佐野元春の気持ち、最近わかってきましたよ。
おじさんロックンロール!ベイベー
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2007年6月15日
パッション

何度も繰り返してみる映画があるけれど、僕にとっては
パッション(原題:The Passion Of Christ)がそれで、2004年に
公開されて以来かれこれ20回は観ているのではないだろうか。
というのも、聖書の入門講座を希望される人との学びのなかで
キリストの十字架に触れるさい、当時の様子が歴史学的にも忠実に
描かれているこの映画(DVD)を、受講者といっしょに鑑賞するからです。
今日も、最近聖書の学びに来られているCさんとこの映画を観たのですが
あらためて鑑賞というより、体験ということばがふさわしい映画だと思いました。
映画(のDVD)自体は、2004年以来、内容が
全く変わっていない訳ですが(当たり前ですね)
観ている僕自身の心が、その都度変わっている。
故に二度と以前と同じようには観ることが出来ない。
それは、絶えず変化を続ける自分の姿を、2000年前に起きた
「変わらない真実」の視点から再発見する体験なのです。
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2007年6月14日
紫陽花イタリアン

我が家のアパートの庭では、今アジサイが咲き誇っています。
アジサイは日本原産の花なのに、イタリアまで運ばれてきています。

イタリアで青や水色のアジサイを見かけることはまずありません。
日本で咲くアジサイは、日本特有の酸性土壌の影響で、
花びらが青くなるのだと考えられているそうです。

一方イタリアはアルカリ性の土壌なので、我が家の庭のアジサイは
眼に痛いほど真っ赤です。自己主張が強くて、いかにもイタリア野郎!
(あるいはイタリア女)っていう感じのアジサイですね。
梅雨空の下で、儚く水色に咲く日本のアジサイも懐かしいです。
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2007年6月13日
日本人美容師さんがオープンさせたヘア・サロン
月に一度は髪を切らなければいけないほど、いつも伸びが早いのですが
これまで、なかなかベストな美容室に出会えずにいました。
今まで、イタリア人経営の美容室、床屋、中国人経営の床屋などを
試してきていた訳ですが、最近では自宅に出張して下さる日本人美容師の
Aさんにお願いしていました。
そのAさんが、今月は日本へ帰国中なので、はじめて訪れたのが
2006年11月に、ミラノではじめて日本人がオープンさせた美容室[ Cut ]

まだ若い、美容師のkoichiさんが一人で切り盛りしています。
イタリアの美容学校を出て、美容師の資格を取得、ミラノの名店での
経験を経て、ひとりで開業をされているのですね。

当然ながら、日本人の太くて多い髪質や癖を熟知した上で
丁寧に仕上げて下さっています。ミラノ在住の方はお試しあれ
Cut
Via M. Melloni, 4
tel:02 7600 1502
日・月休、要予約
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2007年6月12日
虹とガソリン
友人夫妻が、イタリアで家を買うという大決断をして
今日その契約が無事完了したというので、お祝いにと
夕食を外で一緒にすることに
最近教会に来られたYさんが料理人として勤める
ミラノ料理の店に出かける。
店へ向かう途中、強い西日が射すなかで、通り雨(お天気雨)
光の中で降る雨は、泣きながら笑っている人をイメージします。

お店に着き、車から降りると、くっきりとした虹のアーチが見えました。
その美しさに惚れ惚れしながらも(余談ですが・・・・・)手前に見える
ガソリンスタンドの料金表が気になります。(現実的視点)

ここ数年、イタリアではガソリン価格が高騰をつづけ
レギュラーでも1リッターの値段は1.359ユーロ
日本円で換算するならリッター220円ですぞ
中東に近い欧州がこの価格で、遠い日本に行けば130円程度
この価格の違いは、謎が多いですね。
話がそれすぎましたが、ミラノ料理屋での時間は
友人とゆったりと過ごすことができ、素敵な時間でした。
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2007年6月07日
男の子の赤ちゃんが生まれました。

僕が暮らしているアパートの入り口扉に、水色のクマのぬいぐるみが張られていました。
「男の子の赤ちゃんが生まれました。」と中央に刺繍で書かれています。
イタリアでは、その建物に新しい命が与えられると、このようにして告知される慣わしがあります。
女の子が生まれた場合、桃色の装飾で告知されます。
僕もちょうど38年前の今日、東京は昭島市の病院で男の子として生まれました。
38歳って、完全におじさんの年齢ですね。って、30歳になった頃から、毎年誕生日ごとに
「あー、おれもおじさんだ。」と言っている訳ですから、それこそが、心のどこかで
「まだおじさんじゃないぜ」と、往生際悪くも、思っている証拠なのでしょう。
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2007年6月06日
犬の散歩を犬に任せてみる。

今日は、やんちゃなハンナの散歩を、お姉さん犬のザンナに任せてみました。
「リードをしっかりくわえて、ハンナを連れて歩くのよ」とザンナの飼い主のアンナ

「ほら、ハンナ、ザンナのいうことをちゃんと聞くんだよ!」と諭すアンナを見て
ジェニーが大笑いしていました。
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2007年6月04日
SUKIYAKI

今日は犬の散歩友達である、アレッサンドロとジェニーを夕食に招く。
彼らにはいつも、シチリアの家庭料理のもてなしを受けていて、
「じゃあ、今度はウチで日本食を」なんて言っていたのでした。
メニューは、彼らからのリクエストで「すき焼き」
日本のように、薄くて軟らかい肉がないのが残念
でも喜んで食べてくれました。一番喜ばれたのは
食後酒のおつまみとして出した「柿の種」でしたが。
ジェニーは、イタリアで発行されている新聞に早朝目を通して
トピックを抜き出し、編集するという仕事をしていて、イタリアの
ジャーナリズムが報道する日本に対してとても詳しい。
すき焼きをつつきながら「日本の新しい総理大臣は、ナショナリストじゃない?」
とか、「防衛庁を防衛省に格上げしたのはどういう意図だったの?」とか
「公立学校で国歌斉唱を義務づけても、愛国心は強制できないでしょう?」
と、おもわず箸がとまる質問が飛び出します。
それらの質問に「ノブ、あなたの考えを聞かせて」とかならず付け加えられるので
イタリア語をしっかりと勉強しなくちゃ、こういう意見は伝えられないなーと歯がゆく思うのでした。
彼らは二匹の犬を我が家に連れてきていて、はじめはヤンチャしすぎないかと
少し不安だったのですが、とても大人しくていい子でした。
むしろ、友達犬が遊びに来たことが嬉しくて、ハンナが
リビングでおしっこ(嬉ション)をしてしまい、情けなや
なにはともあれ、楽しい夜でした。
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