2004年6月30日
ノスタルジア

アンドレイ・タルコフスキーのノスタルジアをDVDで観る。
はじめて観たのは確か高校生の時だった。

当時、強烈な印象で、ベルディのレクイエムと共に映し出される
朝霧に包まれた丘や、温泉、水、ろうそくの炎のイメージが焼き付いてた。

で、約20年ぶりに見返してみると、あらためてため息が出るほど美しい・・・のだが
自分が記憶していたイメージと細部が異なっているのだ。
もちろん、映画が改変されたのではない。僕の曖昧な記憶が、映像を造り替え
より美しいイメージとして脳裏に焼き付けてしまっていたのでした。
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2004年6月29日
JACARANDA STUDIOS
"IL MONDO SOMMERSO" (水中都市) と題されたビデオインスタレーション・パーティ
友人経由で招待状を頂き、深夜に会場へ潜入

JACARANDA STUDIOS 近所にこんな箱があったなんて全然知らなかった。
普段は撮影スタジオといった佇まいの、パーテーション自由なホワイト・キューブ

カクテルバーは併設されていて、DJブースとサウンドシステムは特設
音の定位は心地よく、ミラノでは珍しくエレクトロニカの選曲

禁煙にした会場は、高圧電源を備えていて、一つの画をシネザで
8台プロジェクターに分配、各壁や天井に映し出される水中映像

直球な表現は好きだし、嬉しくなる。だけど、少しムズムズするのです。
「僕等に言ってくれれば、もっと面白くできたのに」って(笑)
「光学兄弟」の前掛け、どこにしまったかな。
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2004年6月28日
ジェラート屋
ミラノには、GELATERIA(ジェラテリア)と呼ばれるアイスクリーム屋さんがたくさんあります。
サマータイムの時だけ店を開き、冬の間は閉まっていたりする。
つまり、夏の間で一年間分稼いでしまうのだけれど、それで商売が成り立つほど
夏と言ったらジェラテリアなのです。(冬には、店の人は何をしているのだろう?)

そんなGELATERIAのなかでも一番人気と言われているのは
マルゲーラ通りのGELATERIA MARGHERA
あまりの人気で、夜なんかは店の周辺が渋滞したり、バスやトラムの運転手が
お客さんを車内において、ジェラートを買いに行ったりするほど(←そんなのありなのか・・)

店内は、あらゆる年齢層のお客さんでひしめき合っています。老夫婦も、主婦も
ベルサーチのスーツで決めた伊達男も、ジェラートを選ぶ眼差しはマジです。

色とりどりのジェラートが、人々を選択の迷宮へいざないます。(大げさか)
かくいう僕もかなり迷いますが、最近のコンセプトは「白系」です。
ココナッツや、ヨーグルト味、レモン系などが結構好きなのですが
今日の選択はこれ↓

「白系」なので、区別つきませんが、ラッテ(牛乳)と
ホワイトチョコ味のコンビでございました。
おいしゅうございました。
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2004年6月27日
DOLCE
LIFE は、気がつけば5年目

フィレンツェからやってきたAさんとwくん、「食後にどうぞ」とドルチェを買ってきてくれた。
で、夕食後「お好きなのを先に選んでください。」ぅわお。それは悩ましい選択。
わたし甘党です。
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2004年6月26日
JOINT:SECURITY:AREA

3年ほど前に公開され話題になっていた韓国映画
JSA (JOINT:SECURITY:AREA)を今更ながらDVDで観た。
ごまかしのない脚本、詩的な映像、役者の存在感
3拍子揃っていて、観応えがありました。

ラストシーンのモノクロ写真が、映画を観るとググッと力をもちます。
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2004年6月25日
イタリアおまけ文化
イタリアの駅や広場、街角の至る所で見かけるのは
Edicola(エディコラ)と呼ばれる新聞雑誌売店
日本の駅ホームにあるキオスクのようなお店ですが
トラムやバスのチケットなんかもここで買うことが出来る。

で、色んな雑誌がぎっしりと並べて売られているのですが
注目すべきはその「付録」つまりオマケ。これがすごいのです。
車雑誌の付録はミニカーや、地図、ときには洗車道具
ELLEにはTシャツがついていたり、冬にはマフラーや手袋が付録
ある時のGQなんかには腕時計が付録になっていて、雑誌を買った
オニーサンは雑誌など開かずに、速攻その時計を腕に着けていました。
付録は、それ自体がプレミアなプロダクトですから
コレクターになってしまいそうな危険が漂います。(漂わないか)
ティーン向けの雑誌には、はじめてのお化粧セット

女性誌には、サングラスのおまけ付き(結構格好良い)

珈琲の雑誌にはコーヒーミルが!

もはや雑誌のほうが付属物にみえてしまいます。
* LIFE 最近はマメに更新
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2004年6月24日
Con vivio - 共に生きる -

Fiera(ミラノ見本市会場)で行われたチャリティフェア、Convivioへ足を運ぶ。
ヴェルサーチやプラダ、コスチューム・ナショナルといったミラノ拠点の
モードカンパニーがオーガナイズして、自社製品を50パーセント以下の価格で販売
幕張メッセ並の大きさをもつ会場も、デパートのバーゲンセールのような熱気に包まれる。
めったに服など買わない僕も、アルマーニのスニーカーを20ユーロ(2600円)で購入。
あと、ドルガバのサングラスなども買ってしまいました。50ユーロなり

Con vivio ( 共生)は、多人種国家の欧州ではキーワードの言葉
このフェアの収益金は、AIDS患者のサポートのために寄付されます。
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2004年6月23日
DIESEL WALL

ティッチネーゼ門界隈は、ミラノにおいてヤング(死語)の集う場所。
カジュアルな洋服を扱う店が並びます。
DIESELというジーンズメイカー、最近日本でも認知度あがっておりますが
イタリアにおけるシブヤ系(死語!?)ブランドであります。
そのDIESELが、ティッチネーゼ門側のBARの壁に壁画を募集
アーチスト発掘イベントのようなものですね。
サイトを見ると、様々なエントリーがあった模様
DIESELのサイト
で、採用されたのがこれ↓

んー、壁画ゆえのメッセージ?「わたしは壁」
面白いかどうかは、皆様の判断にお委ねします。
LIFEのほうも更新しました。
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2004年6月22日
ゾロ再び

久しぶりにLIFE更新
預かり猫ゾロは、飼い主YURIの帰国を待ち侘びる日々
昼間はおとなしく可愛いのだが、夜になると怪物のように暴れる。
グレムリンか・・・・
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2004年6月21日
IKEA

保護主義を取り、昔気質の職人や歴史ある小売店を守ってきた。
そんなイタリアにも、外資系のビジネスモデルが押し寄せている。
その代表選手(?)がスエーデンの家具メイカーIKEA(イケア)
郊外型の大型店舗、ミドルクラスにターゲットを絞ったお手頃な価格とデザイン
日本のMUJIなんかを思い出せますが、異なる点はDIY主体
つまり、買ってきて自分で組み立てなければいけないものが殆ど
北欧から拡がり、欧州、北米市場を制覇したIKEA
2005年には日本上陸予定だそうです。

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2004年6月19日
夢の後 - ドゥオーモ広場 -

現在開催中のユーロ2oo4(欧州サッカーリーグ)スウェーデン=イタリアの試合は、
大聖堂(DUOMO)広場に巨大スクリーンが設置され、ミラノ市民は広場で観戦。
結果はイタリア1ー1スウェーデンの引き分け、この辺の模様は
サッカージャーナリスト(在ジェノバ)の友人が、下記のブログで詳しくレポートしています。
http://blog.livedoor.jp/mitsu03/archives/1565913.html
試合が終われば、皆一目散に退散という感じで、辺り一面にビール瓶や新聞が散乱
夢の後というか夢の島になってしまいます。
(翌朝には元どおりに綺麗になっているからすごいね)
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2004年6月18日
ベルガモ
早朝(4:30!)に起きて、今日ミラノを発つ友人をベルガモ空港まで送りに行く。

ベルガモは、ミラノからヴェネツィアへ向かう地の途中、
ミラノより50キロほど東へ行ったところに位置する。
空港で友人を見送った後、まだ日が昇ったばかりのベルガモの街を散策する。
丘の上にあるチッタ・アルタ(旧市街)の広場には、15世紀の建築家アマーデオの傑作・
コッレオーニ礼拝堂がある。

広場のBAR(バール)もまだオープンしないので、城壁から街を眺めた。

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2004年6月17日
パヴィア僧院

ロンドンから訪ねてきた友人と、パヴィア僧院へ行く。
フレスコ画とモザイクの美しい門をくぐり、見えてくるのはゴシック様式の聖堂
精巧な彫刻のほどこされた大理石による白亜の外観は、
微妙に異なる色彩の石を美しく配置していて圧巻

庭を四方から囲む回廊をぬけると、さらにサッカー場くらい大きな緑の庭に出る。
ここをまたも四方に囲んでいるのは、当時の修道僧に与えられた個室だ。

こういう表現は不適当なのかも知れないけれど、
日本の田舎で見かけるモーテル群に似ているなと思う。
僕の実家の側にあった多摩湖畔にはこんなラブホテル街があったのを思い出してしまった。
もちろんそれとは用途がちがう(当たり前か)
世の喧噪を逃れ、神と向き合うためにここで暮らす修道僧
どんな奥義を見出していたのだろうかと思いを馳せてしまう場所です。
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2004年6月14日
ゾロ

http://www.yuripark.comのユリが一時帰国中のため
彼女の愛猫「ゾロ」を預かり中。
昼はベッドに潜り込んで寝てばかりいるので、こちらの方がかまって欲しさから
むりやり布団をはいだりするので、嫌われたりしています。
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2004年6月11日
オルタ湖
2004年6月10日
NIKEの広告

築500年という建物も多いミラノでは、東京ほどに壁面広告はみかけません。
ですが、改修工事のために建物がシートで覆われる際には、競うように企業広告が出ます。
一度工事をはじめると、長いですからね。イタリアは・・・
運河沿いの工事現場を分捕ったのは、おなじみNIKE
シュートを決めたサッカー選手のボールはいずこに・・・・
建物を突き破って、別の壁面からボールが顔を出しているというアイデアでした。

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2004年6月09日
ヴェネチア

日本からのお客さんを連れてヴェネチアへ
何度行っても不思議な海洋都市です。
毎年確実に沈下が進んでいるというヴェネチア
かつて栄華を極め、今は観光依存の滅びゆく街

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2004年6月03日
スーパーマーケット

スーパーマーケット(スーペルメルカートと言います)には、週2回は行きます。
日本のそれと、よく似ているのですが圧倒的に違うのはワインコーナー
膨大な選択肢の海に溺れそうです。こんな時、たなちゅ~君がいてくれるといいのに。

ワインを手にしたら、欲しくなるのがハムやチーズなのですが
これまた、膨大な種類があります。未体験なものだらけ。
種類や切り方、量を指定してその場で切り分けてもらいます。
つい、保守的になって「以前美味しかったもの」だけに偏ってしまいそうですが
ものは試し、未知の領域を冒険してみたいものです。
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2004年6月02日
帽子木型職人

僕の友人に、帽子の職人さんがいます。
ひとつひとつ手作りで、ナイスな帽子を作っているのですが
最近では工場の大量生産ものに押されつつあるようです。
職人の国イタリアも、中国製の安価な衣類などは脅威なようです。
グローバリゼーションですね。
過日にその友人に付き合って、フィレンツェまで
帽子づくりのための木型を買いに行きました。
美しい帽子をつくるために、その木型をこさえている職人までいるわけです。
その工房に行って驚いたのは、あらゆる木型があるのです。
そこでクイズ、これは何の木型でしょう。

正解は、テーブルクロスの為の木型
布の美しいシワやラインをだすために木型に合わせて布を裁断するのだね。
あるお金持ちが、自宅のテーブルクロスのために発注したそうです。
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2004年6月01日
FIAT500

イタリアで、人々から最も愛されている車は何でしょう?
それは、FIAT500(チンクエチェント)であります。
チンクエチェントは、イタリアのエンジニア、ダンテ・ジアコーザ氏の手により
1957年に発表された、空冷2気筒 排気量がわずか500ccのクルマです。
チンクエチェントは1975年、つまり30年も前に生産を終了してしまったのに、
いまでもミラノの街を、元気に走り回っています。
結婚記念に買った(と思われる)チンクエチェントを、老夫婦が
大切に乗り継いでいる姿はなかなか素敵です。
「新しいカタチ」=「良いもの」 とは考えないんですよね。イタリア人は
最近では、若い人が結構お金をかけてメンテナンスして乗っていたりします。
アニメ「ルパン三世」は、イタリアでも放映されていてルパン・ファンが多いのですが、
ルパンの愛車として、チンクエチェントが映画「カリオストロの城」や TV 初期版に
登場するのですね。
これもまたイタリア人には嬉しくて誇らしいみたいで、再ブームの火付け役に
なっているようです。かくいう私も欲しいですわ。
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